http://www.ms.t.kanazawa-u.ac.jp/~fluid/

Last updated : 15th October. 2022

平面噴流は物体の加熱・冷却・乾燥を促進するために使用されることが多く、様々な機器に利用されています。しかし、容器内のように一部が閉ざされた空間内での平面噴流の挙動に関しては未解明なことが多く、機器の性能向上のために、その挙動を解明することは重要です。
　

本研究では、平面噴流の容器内流れを実験・数値解析により、調べています。さらにノズル出口に小さな突起（タブ）を取り付けることで噴流の渦を操作し、噴流の制御も行っています。



上の写真は実験により得られた平均速度の等値分布図の時間変化です。このように平面噴流は容器内に流入すると振動するような挙動を示します。




上の写真は可視化実験、PIVによる実験、数値解析により得られた瞬間の容器内流れの比較です。数値解析によって実際の現象を概ね再現できていることが分かります。