トライボロジーとは、相対的に運動する物質同士の摩擦・摩耗・潤滑に関する学問のことであり、本研究室は、日本の大学で最初(昭和58年)にその名前を認められた研究室である。トライボロジーは、自動車、コンピュータの記憶装置、さらには、マイクロマシンから航空・宇宙の分野まで、重要な技術となっている。本トライボロジー研究室ではゴム・プラスチックなど高分子材料を中心に、トライボロジーに関する研究を行っている。

ゴム・プラスチックのトライボロジーでは内山吉隆教授、岩井智昭博士、技術職員の3名のスタッフを中心として、博士後期課程(博士)、博士前期課程(修士)および学部生(学士)とともに、日々研究を進めている。国際的にも研究活動が知られていることから、海外からの来訪者や留学生も多い。現在は、中国政府派遣研究員1名、ポスドク研究員1名、博士後期過程2名が所属しており(平成17年度)、また、過去にはマレーシア政府派遣の卒研生が在籍し、インターナショナルな研究室である。そして、厳しくも暖かい指導の下、研究室が一体となり、トライボロジー現象の解明にまい進している。

主な研究課題は、以下の通り、大きく3つに分けられる。

1.  ゴムの摩擦・摩耗に関する研究

(1)   ゴムの摩擦の速度特性と摩擦振動および接触変形に関する研究

(2)   シリカ配合SBRのパターン摩耗に関する研究

(3)   ゴムのパターン摩耗機構に関する研究

(4)   ゴムの摩耗に及ぼす雰囲気の影響

 2.湿式摩擦材の摩擦機構に関する研究

(1)      湿式摩擦材の摩擦に及ぼす温度の影響

(2)      湿式摩擦材の潤滑状態における摩擦特性

 3.熱可塑性エラストマーの摩擦、摩耗に関する研究

 

中国政府派遣研究員

吉林大学, 馬雲海助教授

 
 

 

 


原子間力顕微鏡(AFM)

 
 

 


 

 

 

 

研究室メンバー

 

実験に取り組む学生達

 

表面分析装置(ESCA/AES)

 
 

 

 


内山  吉隆

教 授

主な研究分野:ゴム,プラスチックのトライボロジー

担当授業科目:トライボロジー、トライボマテリアル(学部)トライボロジー特論

E-mail uchiyama@kenroku.kanazawa-u.ac.jp

 

テキスト ボックス:

岩井 智昭

博士

主な研究分野:ゴム,プラスチックのトライボロジー、

担当授業科目:機能機械工学設計製図T,機能機械工学実験U

E-mail iwai@t.kanazawa-u.ac.jp

 

正角

技術員

 

担当授業科目:機能機械工学実験T