風工学会'07

 こんにちは。流体工学研究室HP裏管理者のT.Yです。私は、5月31日と6月1日に九州工業大学で開催された風工学会(正確には、平成19年度日本風工学会総会・年次研究発表会)に講演者として出席してきました。ここに記すのは、学会(+九州旅行)の全記録です。

1日目

 木綿先生が、電車では特別講演と総会と懇親会に間に合わないとおっしゃるので、飛行機で福岡へ行くことになりました。

風工学会の様子その1
飛行機で小松空港から福岡空港へ

 到着後、小腹が空いたので、軽食をとりました。このお店は麦飯のおかわりが自由でした。

風工学会の様子その2
知覧鶏の溶岩焼き

 福岡空港から地下鉄と電車を乗り継ぎ、学会会場の九州工業大学に到着しました。会場に到着したのは午後3時半頃だったので、講演はほとんど終了していました。懇親会は木綿先生のみが出席されました。

風工学会の様子その3
九州工業大学の正門

2日目

 私は2日目(風工学会最終日)のセッションで発表しました。題目は「自己揺動翼式可変ピッチ角機構を持つH型ダリウス風車の性能特性」です。出来は、可も無く不可も無くと言ったところでしょう。言いたいことは言えたと思います。
 会場の都合で、レーザポインターを使用しましたが、やっぱり普通の指示棒の方が私的には良いです。なぜか落ち着きます。

風工学会の様子その4
講演の様子その1
風工学会の様子その5
講演の様子その2

 夕食は私と木綿先生と徳島大学のN先生の3人で行きました。手始めに、長浜ラーメンを食べに行きました。

風工学会後その1
元祖・長浜ラーメンのお店

 お店のメニューはラーメンしかないので、注文を頼む必要がありません。店に入った瞬間にラーメンを持ってきてくれます。替え玉が50円だったので2回頼みました。合計金額は500円でした。おいしくて、とっても安いです。

風工学会後その2
長浜ラーメン
風工学会後その3
元祖・長浜ラーメンのお店と私(食後)

 その後、屋台で一杯引っ掛けました。私は日本酒(白波)を、N先生と木綿先生は生ビールを注文しました。

風工学会後その4
屋台街
風工学会後その5
砂肝と鳥皮とおろしにんにく(業務用)

 さらに屋台で一杯引っ掛けようと中州の方へ移動しました。経費節約のため徒歩で移動しました。2〜3キロメートルほど歩いたところで雨が降ってきたので、予定を変更し、地下鉄の駅近くの屋台で一杯引っ掛けました。

風工学会後その6
徒歩で移動するN先生の後ろ姿
風工学会後その7
屋台でむぎ焼酎を飲む木綿先生の顔の一部と料理

 N先生を見送った後、ホテルに帰り、眠りにつきました(爆睡)。


3日目(最終日)

 九州大学の大屋先生を訪ねました。目的は風洞見学です。大屋先生はプロペラ風車の出力を向上させる風レンズの研究をされています。今回、その功績が高く評価され、風工学会の総会で表彰されたそうです(後日談)。ちなみに、本学および流体工学研究室の名誉教授であられる岡島先生が九州大学で教鞭をとっておられた頃に助手をなさっていたそうなので、木綿先生とは顔なじみらしいです。

 大屋先生が所属される応用力学研究所は九州大学筑紫地区にあります。駅が近くにあり、交通の便は良いです。土曜日だったためか、学生の姿はありませんでした。

風洞見学その1
九州大学応用力学研究所へ向かう木綿先生

 スーツケースのキャスターが壊れているので、横にしないとケースを引きずってしまうそうです。

風洞見学その2
スーツケースを横にして九州大学応用力学研究所へ向かう木綿先生
風洞見学その3
構内案内版と記念写真

 構内案内板通りに進むと、風レンズ風車が見えました。

風洞見学その4
風レンズ風車その1
風洞見学その5
風レンズ風車その2
風洞見学その6
風レンズ風車その3

 初期型の風レンズです。これを装備することで、風車出力が5倍になり、製作した風レンズの中で最も出力を高めるそうです。

風洞見学その7
風レンズ風車の説明をなさっている大屋先生と木綿先生
風洞見学その8
初期型風レンズと木綿先生

 地球大気動態シミュレーション装置(大型風洞)を見学しました。「大は小をかねる。風洞は大きいほうが良い。」と大屋先生はおっしゃってました。金沢大学のハードラボにも風洞が新しく作られることになりましたが、その規模やいかに?

風洞見学その9
風洞を見学する木綿先生
風洞見学その10
見学させていただいた大型風洞

 温度成層風洞も見学させていただきました。

風洞見学その11
温度成層風洞の説明をなさっている大屋先生と木綿先生
風洞見学その12
さらに奥へと足を進める木綿先生

 休日にもかからわずに、いろいろ見学をさせて頂きました。大屋先生、本当にありがとうございました。


 さて、帰りの飛行機まで時間があったので、大屋先生おすすめスポットの大宰府天満宮に行きました。

九州観光その1
大宰府天満宮までの道を調べる木綿先生

 天気が良かったので、参拝客やら観光客が大勢いました。

九州観光その2
本殿までの参道
九州観光その3
説明を読む木綿先生

 人混みをかき分け、本殿に到着しました。丁度修学旅行シーズンだったのか、高校生や中学生が大勢いました。おみくじを引きました。ちなみに、私は小吉で、木綿先生は末吉でした。どうなんでしょか?

九州観光その4
天満宮本殿と上着を脱ぐ木綿先生

 ヤフードームへ行く予定だったのですが、疲れたので早々と空港へ移動し、2時間ほど暇を持て余し、飛行機で金沢に帰りました。

九州観光その5
帰りの飛行機

おしまい